豚にら醤 ~炊き立てご飯と半熟卵を添えて~
うまみが凝縮された即席の塩豚に、翡翠色のにらの醤を合わせたご飯がすすむ一品です。まずは炊き立てのご飯をそのまま、次は豚にら醤とともに、最後は半熟卵をくずしながら。一度で三度おいしい逸品です!
写真: みんなのきょうの料理
材料
(つくりやすい分量)
- 【塩豚】
- ・豚バラ肉 (薄切り) 150g
- ・塩 5g
- ・塩麹(こうじ) 15g
- 【翡翠醤(ひすいジャン)】
- ・にら (みじん切り) 1把分
- ・ザーサイ (みじん切り) 30g
- ・帆立て貝柱 (水煮缶) 30g
- ・太白ごま油 100ml
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・花椒 少々
- ・ご飯 (炊き立てのもの) 適量
- ・半熟卵 (1人分) 1コ
つくり方
豚肉に塩、塩麹をもみ込み、ジッパー付きの袋などに入れて30分間程置く。
1を耐熱皿になるべく重ならないように並べる。フライパンに紙タオルまたは布巾を敷き、ざるなどを逆さにしてのせ、その上に豚肉を並べた皿をのせる。水を適量注ぎ、ふたをして中火にかけ、沸騰してから約8分間蒸す。
ミキサーににら、ザーサイ、帆立て貝柱、太白ごま油、うす口しょうゆを入れ、ペースト状にする。フライパンに流し入れて中火にかけ、フツフツしてきたら火を止めてボウルに移す。花椒をふり、ボウルを氷水に当てて冷やす(色止めのため)。
2の豚肉を1~2cm幅に切り、皿に残った蒸し汁ごとフライパンに入れる。中火にかけ、4を150g分(塩肉と同量が目安)加えて混ぜる。
炊き立てのご飯を器に盛り、5の豚にら醤、半熟卵を添える。最初はご飯をそのまま味わい、次に豚にら醤とご飯を合わせて、最後は半熟卵を混ぜていただく。
このレシピは、2025年12月開催のイベント「福島県浅川町×3トップシェフ 夢の競演!」のためにつくられたものです。
お米は福島県浅川町産の「浅川の優味米(ゆうみまい)」、豚肉は浅川町産の「麓山高原豚(はやまこううげんとん)」、半熟卵は浅川町に拠点を置く酒井養鶏場の「魔除け半熟卵」を使用しました。
このレシピをつくった人

脇屋 友詞さん
東京・赤坂にある中国料理店のオーナーシェフ。15歳で料理の道に入り、数々の名店で修業を積み、現在は、東京に4店舗を展開中。日本の中国料理界をけん引すると共に食を通じての社会貢献活動にも関わり、2014年秋の叙勲にて黄綬褒章を受章。上海料理の伝統を軸にした、体にやさしい料理が人気。







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